昨年のクリスマスシーズン、横浜赤レンガ倉庫周辺のエリアは毎年恒例のクリスマスマーケットが開催され、多くの人で賑わっていた。
公式サイトには「過去最大規模」との表記が。
本場ドイツの伝統的な雰囲気が楽しめるクリスマスマーケット。フードや雑貨、イベントのシンボルである大きなクリスマスツリーが楽しめる会場エリアは、入場料500円が別途かかる。
問題は料金ではなく、入場するまでにかなり並ぶという点。特にイルミネーションが始まる夕方以降は、平日であっても順番待ちを覚悟しなくてはならない。
今回は会場内には入らず、エリア周辺のイルミネーションをのんびり楽しむことにした。
クリスマスの他にも、冬の横浜のアート企画として、街のあちこちの施設が連動して音と光の演出を行うイベント『ヨルノヨ』が開催されていた。
目玉企画である『ハイライト・オブ・ヨコハマ』は、
過去最大40施設の参加による、街全体が光と音楽で躍動する5分間のスペクタクルショー。
(公式サイトより引用)
ということで、港が見渡せるよう『象の鼻パーク』方面へ。
海沿いの夜さんぽはひたすら寒い。マフラーに顔を埋めても、冷たい海風が容赦なく顔に当たる。
正直、場所が悪かったせいか、ショーの間は音があまり聞こえなかった。光の線がいろんな建物から出て動いているのは見えたので、街をあげてイベントを行っている雰囲気は伝わった。
なにより、ショーがなくても夜景がめちゃくちゃきれい。
横浜の街はほんとうに、都会のいちばん美しいところを詰め込んだ贅沢な街だと思う。
先進的で、文化的で、すばらしい景観があって。
ビジネス色の強い都会の雰囲気ではなく、娯楽と文化という意味での都会。東京にはない美しさが横浜にはある。それを横浜の人々がとてもよく理解している。
恵まれた場所だと、来るたびに思う。
すてきなクリスマスでした。
おわり。