あみめのぶろぐ

動物園・水族館だいすき

【マザー牧場】関東最大級の観光牧場で羊と牛に癒された記録【2023.10】

2023年10月某日、千葉のマザー牧場に遊びに行ってきた。

牧場だ~!

君津駅からレンタカーで約45分、牧場に到着したのは12時20分頃。

牧場まではカーブの多い山道を上っていく。途中、道幅が少し狭くなったが、無事に辿り着いた。

 

まずは昼食にしようと、『山の上エリア』のレストランへ向かった。

有名な観光牧場なだけあって、マザー牧場の敷地はかなり広い。そして、山を切り開いたような地形で高低差があるのが特徴だ。

『山の上エリア』はその名のとおり、下の『まきばエリア』から長い坂道を上った先にある。(もし、坂を歩いたりせずすぐにレストランを利用したい場合は、『まきばゲート』ではなく『山の上ゲート』から入場することをおすすめする)

坂の途中から見る景色は雄大で、季節の花畑やグランピング施設がよく見える。

秋のコキアは見頃を終えて、刈り取りが始まっていた

ピンク色の花は『桃色吐息』という品種のペチュニアで、見頃は7~9月と紹介されているが、まだきれいに咲いている様子だった。

昼食は『カフェ&ジンギスカン FARM DINER』で、カフェメニューのハンバーグをいただいた。牧場の牛を見ながら食べるお肉……食のありがたみをいつも以上に感じた。

 

昼食を食べ終わると、すぐそばの屋内施設『アグロドーム』『シープショー』が始まっていた。開始直後に滑り込むようにして鑑賞。

羊と牧羊犬が登場するシープショー

二の腕がめちゃくちゃデカい外国人男性(50代)が、テンプレみたいなコテコテのカタコトで、様々な種類の羊を紹介していく。一言に羊といっても、こうして比べてみると毛並みや顔つき、角の形など違いが見られて面白い。

羊たちが出揃った後は、ステージの真ん中で毛刈りショーが始まった。1匹の羊が仰向けに転がされ、あっという間に丸刈りにされていく。先程までお笑いタレントみたいなテンションの外人おじさんだったが、毛刈りの手つきはさすがプロである。きれいに刈られた羊は、疲れたのか明らかにヨロヨロしながら退場していった。

 

さて、ショーは終了……と思いきや、この後なんとお客さんもステージに上がって羊に触れるボーナスタイムが始まる。

一斉にステージに集まるお客さん

まったく動じない羊

冷静な牧羊犬は、何人もの人に同時に撫でられてもお座り姿勢を崩さない

ちなみにこの間、外人おじさんは普通に観客席側のベンチに座って休憩していた。この状態のおじさんに声をかけると写真撮影に応じてくれる。

 

ショーの後は、一番奥の『ひつじの牧場』で餌やりを楽しんだ。

手から直接食べてくれる、かわいい羊との触れ合いタイム。

全力で餌をねだる、かわいい羊

黒い羊もいるよ

羊小屋でくつろぐ羊たち

出産シーズンは春なので、子羊が見たいならシーズンを狙っていく必要がある。ぜひとも見たい。

羊の牧場の頭上をジップラインが通過していく

この後、アグロドーム横の芝生スペースで『アヒルの大行進』が始まった。

柵の中でお客さんが円形になり、お客さんの足元をアヒルが歩いて通過するイベントで、アヒルをかなり至近距離から見ることができる。

 

スタッフさんがお客さんを誘導しながら、

「アヒルたちは皆さんの足元を行進するので、靴を踏んだりします。踏まれたい方は足を一歩前に出して待っていてくださいね~。踏まれたくない方はがんばって避けてください~」

……と、ゆるい説明をしてくれた。

スタッフのお兄さんと一緒に行進

事前説明のとおり、群れを先導するスタッフさんはわざとお客さんの足元に餌をまいていき、アヒルはお客さんもとい餌めがけて突撃していく。

ヒルの中でも小型の種類なのだそう、たしかに小さい

この距離感……どきどき

私は今回、内側ではなく2列目に案内されたが、スタッフさんは2列目にも届くように餌を投げてくれるので、すぐ足元を歩くアヒルを見ることができた。

また、スタッフさんに指名されれば、ベルを鳴らしてアヒルを呼び寄せる体験もできる。この回は元気な子どもたちと、両手を挙げて全力でアピールした素敵な女性が指名されていた。

なんともかわいらしい光景

ヒルの後は、再度アグロドームで『牧羊犬とまきばの仲間たち』のショーを鑑賞した。牧場にいる様々な動物たちの特徴や特技を見せてくれる、牧場の看板メニュー的な内容のショーだ。

賢くてかわいいポニーの大技披露

生後2か月、最年少の甘えんぼ牛

ラマは背中に人間が乗っても余裕の表情

キャストさんたちのトークに合わせて、マザー牧場を代表する動物たちが一堂に集まる、見ごたえ抜群のショーだった。

 

ひととおりショーを見終わったら、山を下って『まきばエリア』へ。『ふれあい広場』に入ってみた。

ごろごろカピバラ

白黒模様がキュートなヤギ

広場内には放し飼いになっている動物もいて、運が良ければ間近で見ることができる。ただし、無理やり触ろうとしたり追いかけ回したりは絶対禁止。動物を怖がらせず、安全な距離感での触れ合いが基本だ。

とはいえ、テンション上がった子どもたちにそこまでの抑止はなかなか効かず、鬼ごっこの感覚で動物を追いかけて走る子どもも多くいる。そしてすかさずスタッフさんから強めの注意を受ける。動物の安全のためだから当たり前だよね、と思う反面、だったら放し飼いにせず柵の外から見るだけの造りにすれば良かったのでは、とも思う。

 

 

最後は、『乳牛の手しぼり体験』に参加。

大きな瞳がかわいいセリアちゃん

ジャージー牛のセリアちゃん、アイドルのようなきゅるきゅるの目に吸い込まれそう。牛のお乳は柔らかくて温かくて、不思議な感触。生の牛乳は独特の匂いがした。

牛のお乳は恵みの象徴

牛舎はすごい匂い、むせそう

お昼から夕方までたっぷり楽しんだマザー牧場。関東最大級の観光牧場だけあって、ショーやイベントが盛り沢山の一日だった。

ドッグランがあるので犬を連れたお客さんも多かったのが印象的。

ほどよく都心から近くて、自然を感じながら人工的な快適さもあり、大人も子どももペットも楽しめる、みんなにちょうどいい施設だった。

 

♡おまけ♡

この後は千倉温泉の宿で一泊。めちゃくちゃ豪華な炉端焼き体験で、食べきれないほどの食事をいただいた。

伊勢エビだ~

こんなに食べきれない~(食べきりました)

翌朝は、貸し切り温泉でゆっくり温まった後、これまた豪華な朝食。

旅館の朝食、幸せを噛みしめる

そしてチェックアウト。レンタカーで移動し、今回の旅のもうひとつの目的地、鴨川シーワールドへ。こちらも後日まとめます。おわり。