2023年9月某日、東山動植物園に遊びに行ってきた。
この記事では、前回載せきれなかった写真を載せていく。
私のいちおしのキリンや、有名どころのゴリラ、コアラ等は前回記事で載せているので割愛する。
インドクジャクはバードホール内にいて、ガラスや檻などの隔たりがないウォークイン式の展示室で見ることができる。臨場感がすごい。
意外といつでも空いているので、室内のベンチに座ってのんびりしたり、スケッチを楽しむ人もいる。
続いて、海に棲む動物たち。
クマのエリアは、屋外展示の草が生い茂りすぎてなかなか見つけられなかった。
唯一、屋内で爆睡していたヒグマだけ発見。
眠っていても、その大きさや爪の鋭さにドキドキする。絶対に野生で遭遇したくない。
『食肉小獣舎』にいるのは、かわいくも獰猛な肉食獣たち。
ただし完全に野生を忘れている。
カンガルーやワラビーは、展示場に入って木の柵越しに観察できる。
正門付近、ゾージアムの隣にはマレーバクの展示場がある。
バクってなんだか架空の生き物みたいで、いつ見ても奇妙に感じる。
子どもの落書きがそのまま具現化されたような、絶妙なバランスの顔つき。ペンキで塗ったかと見紛う体の模様。
夢を食べる幻獣・獏(ばく)と、現実の動物としてのバクは別物だが、動物のバクも夢か何かを食べていそうなビジュアルだ。
ここまでは本園で見られる動物たちを紹介した。北園に行くと、さらに個性的な生き物たちに会える。
個人的に注目すべきはカバの展示。
一般的なカバの他に、世界三大珍獣のひとつ、コビトカバが見られる。
カバを飼育している動物園は全国20ヵ所以上。対してコビトカバは全国5ヵ所。上野や神戸にもいるので見たことのある人は多いかもしれないが、意外とレアなのでぜひ会いに行ってほしい。
『世界のメダカ館』では、その名のとおり多種多様なメダカが展示されている。
メインはメダカなのでちょっと地味な印象だが、じつは見どころの多い施設だ。
『自然動物館』は、2階建ての大きな展示施設。
1階に夜行性動物、2階に爬虫類・両生類が飼育されている。
『自然動物館』はとにかく広い。
大型のトカゲやヘビ、カメ、サンショウウオなど、写真に収めきれないほど数多くの生き物が飼育されており、ひとつひとつ見ていくとかなりの時間を要する。
この時も疲れ果てながら、大満足で1日を終えた。
♡おまけ♡
動物園といえば、ランチは手作りのお弁当!それももちろん素敵だが、最近の東山動植物園はフードコートやレストランも充実している。
昔はちょっとした屋台しかなかったが、今はたくさんのラインナップの中から好きなご飯を選ぶ楽しさがある。来園者にはぜひそこも含めて動物園を満喫してほしい。
この日の私たちが選んだのは、チーズネスバーガー。青空の下、動物のすぐそばで食べるご飯は非日常的でとても楽しかった。
♡おまけ2♡
園内を歩いていると、突然恐竜が出てくる。
この恐竜、じつは動物園の開園翌年である1938年(昭13)から存在しており、名古屋にとって歴史あるものなのだ。定期的な補修・補強を重ね、現在まで保たれている。
古いものを守りながらアップデートを続ける、素敵な東山動植物園の写真まとめでした。
おわり。