あみめのぶろぐ

動物園・水族館だいすき

【川崎】川崎大師で新年のお参りをした記録【2024.1】

あけましておめでとうございます。

新年一発目の記事、書こう書こうと思っているうちに日は過ぎて、1月の21日になってしまった。

 

年末は仕事しかしていなかったが、2日に親族に会い、そして4日は新年のお参りに行ってきた。

初詣は近所の神社で済ませてしまったが、関東エリアに住んでいるなら川崎大師にも行ってみよう!と、電車に乗って川崎へ。

大きな門が目印

表参道入口の門には『厄除』の文字。川崎大師は厄除けで有名な寺院なのだ。他にも家内安全・交通安全などで知られている。

人でいっぱいの仲見世通り

三が日は過ぎたけれども、有名どころなだけあってすごい人。出店もたくさん出ている。

立派に飾られた大山門

川崎大師の名で知られているが、正式名称は『金剛山 金乗院 平間寺(こんごうさん きんじょういん へいけんじ)』。

門にも金剛山の文字が。

大きな提灯

大本堂

本堂でのお参りは人数規制がされており、混雑による事故が起きないよう注意が払われていた。みんなきちんと並んでお参りしていた。

敷地は広く、石碑や像など色々見るところがある。

祈りと平和の像

神々しいというか、一周まわって邪悪なラスボスに見えなくもない像。

ドラッグオンドラグーンみたい。やったことないけど。

つるの池

かつては本物の鶴が見られたという池。

今は、鶴がくちばしから勢いよく水を噴射するシュールな像だけがある。

池の鯉は本物

ひととおり回って、最後におみくじを引くことに。

私は普段、おみくじは滅多に引かない。ただの運試しとはいえ、もし凶が出たらやっぱりテンション下がるからだ。それに子どもの頃、初詣のおみくじで凶が出たからと引き直した伯父さんが、結局3回連続で凶を引いたのを見ているので、そんな結果を味わうくらいなら最初から引かない方がいいんじゃ……と思っている。

でも、今年はなんとなく引いてみようかな、という気持ちになった。欲しいお守りがなかったからかもしれない。

 

結果は吉。なんてことはない。

でも、おみくじの中の文言で、

『住居 よろづよし

 造作 さわりなし』

という部分の語呂が良くて気に入ったので、持って帰って手帳に貼った。

なんなら、このおみくじを貼る手帳が欲しくて、帰りに川崎のロフトに寄ってロルバーンのスケジュール帳を買った。

可愛いマステとファイルも!♡

今年は元日から能登での大規模地震が発生し、翌日には羽田空港での航空機衝突事故が起きて、お祝いムードはすっかり失せてしまった。

誰もが沈んだ気持ちになっていたが、これ以上悲しいことが起きないよう祈るしかない。

今年一年、よい年になりますように。

 

【江ノ島・鎌倉】強風海さんぽ&カレー大食い日記【2023.12】

12月某日。

その日の最高気温は15度前後。12月とは思えない不気味な陽気だった。

どうせなら外に出よう、暖かく気持ちのいいお散歩になる……と思い、江ノ電七里ヶ浜駅へ。

しかし、予想を超えたとんでもない強風で大変な目に遭った。

大荒れの海

爆風に乗って砂が飛んできて、弾丸のように顔に当たる。私たちの近くを歩いていた男性たちも「痛て!痛ってぇ!!!」と苦しんでいた。

散歩は早々に切り上げ、この日の目的地であるカレー店に向かう。

珊瑚礁は、鎌倉エリアで有名なカレー店らしく、以前職場の方にすすめられてから気になっていた。『珊瑚礁 本店』と『モアナマカイ珊瑚礁』の2店舗があるが、今回は席数が多くロケーションが良い『モアナマカイ珊瑚礁へ。

江ノ島がすぐ近くに見える

外観もインテリアもハワイっぽい雰囲気

この日は強風のため外のテラスは閉鎖されていたが、季節が良ければオープンテラスで食事するのも楽しそう。

窓際の席はオーシャンビュー

ちなみにこの日の窓際席は、暖房が効いている上に直射日光が降り注いでめちゃくちゃ暑かった。

腕まくりをしながらカレーをいただく。

ホタテカレー

それはもう濃厚でコク深い欧風カレー。一口目から味のまろやかさに驚く。

私が選んだホタテカレーは、シーフードの良い風味で帆立がごろごろ入っており、満足感たっぷりだった。むしろ満足感しかない。それは次第にプレッシャーへと変わった。

 

後になって調べてみたら、量の多さについて書かれた口コミは確かにあった。ごはん少な目という選択もできたらしい。

でも、注文した時の私は無知だった。だからガーリックポテトまで頼んでしまった。サクサクでガーリック強めのポテトはとてもおいしくて、ネットでおすすめされるのも納得のメニューではあるが、カレーが多すぎてとてもポテトまで辿り着かない。

濃厚な重めカレーがずっしりとお腹にたまっていくのを感じながら、私はフードファイターになった気持ちだった。

店員さんは体感10分おきにテーブルにやって来て、お冷を注いでくれる。

おいしい、苦しい……負けるわけにはいかない!

 

意地で完食した。

が、ポテトはどうあがいても無理と判断し、店員さんにお持ち帰りができるかお願いした。

店員さんは慣れた様子で「はい、できますよ~」とすぐに包んでくれた。

 

その夜から私の満腹中枢はバグってしまい、翌日の夜まで空腹という感覚がわからなくなった。

ぽかぽか陽気の海さんぽ&オーシャンビューでカレーランチ、というのんびり優雅な休日を楽しむはずが、だいぶ無茶な結果となってしまった。新しい鎌倉の一面を見た日であった。

おわり。

 

【東山動植物園】充実しすぎの動物園写真まとめ【2023.9】

2023年9月某日、東山動植物園に遊びに行ってきた。

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この記事では、前回載せきれなかった写真を載せていく。

私のいちおしのキリンや、有名どころのゴリラ、コアラ等は前回記事で載せているので割愛する。

 

インドクジャクの女の子

インドクジャクはバードホール内にいて、ガラスや檻などの隔たりがないウォークイン式の展示室で見ることができる。臨場感がすごい。

意外といつでも空いているので、室内のベンチに座ってのんびりしたり、スケッチを楽しむ人もいる。

スミレコンゴウインコ、完全に目が合ってる

名前がかわいい鳥ナンバーワンことキバタン

 

続いて、海に棲む動物たち。

ホッキョクグマの展示場

この日のホッキョクグマはとてもアクティブだった

かわいすぎんか

カリフォルニアアシカ、午前中は日なたぼっこ

午後には元気に鳴きまくっていた

 

クマのエリアは、屋外展示の草が生い茂りすぎてなかなか見つけられなかった。

唯一、屋内で爆睡していたヒグマだけ発見。

眠っていても、その大きさや爪の鋭さにドキドキする。絶対に野生で遭遇したくない。

生きてるよね?

 

『食肉小獣舎』にいるのは、かわいくも獰猛な肉食獣たち。

ただし完全に野生を忘れている。

“世界一怖いもの知らず” と言われるラーテル

砂漠のかわいい代表フェネック

 

カンガルーやワラビーは、展示場に入って木の柵越しに観察できる。

アカカンガルー

オスは前腕ムキムキで強そう

 

正門付近、ゾージアムの隣にはマレーバクの展示場がある。

バクってなんだか架空の生き物みたいで、いつ見ても奇妙に感じる。

子どもの落書きがそのまま具現化されたような、絶妙なバランスの顔つき。ペンキで塗ったかと見紛う体の模様。

夢を食べる幻獣・獏(ばく)と、現実の動物としてのバクは別物だが、動物のバクも夢か何かを食べていそうなビジュアルだ。

見れば見るほどキモ……不思議な動物である

 

ここまでは本園で見られる動物たちを紹介した。北園に行くと、さらに個性的な生き物たちに会える。

美しいダルマワシ

エリマキキツネザルはもふもふでかわいい

オグロプレーリードッグ

ハクトウワシ、王道のかっこよさ

アメリカバイソン

お食事中のビーバー、耳を澄ますとムシャムシャ音が聞こえる

個人的に注目すべきはカバの展示。

一般的なカバの他に、世界三大珍獣のひとつ、コビトカバが見られる。

カバを飼育している動物園は全国20ヵ所以上。対してコビトカバは全国5ヵ所。上野や神戸にもいるので見たことのある人は多いかもしれないが、意外とレアなのでぜひ会いに行ってほしい。

コビトカバ

コビトじゃないカバ

 

『世界のメダカ館』では、その名のとおり多種多様なメダカが展示されている。

メインはメダカなのでちょっと地味な印象だが、じつは見どころの多い施設だ。

メダカ以外の生き物も飼育されている

かわいいトビハゼにも会えるぞ

 

『自然動物館』は、2階建ての大きな展示施設。

1階に夜行性動物、2階に爬虫類・両生類が飼育されている。

わにさん

ワニを見ながらスロープを上り、2階へ進む

ニシオニプレートトカゲ、小さなイケメン

マダガスカルミドリヤモリ

インドシナウォータードラゴンの子ども
2022年10月生まれなのだそう

こちらは大人のインドシナウォータードラゴン

アイゾメヤドクガエル

キオビヤドクガエル、レゴブロックみたい

ジュウジメドクアマガエル……で、合ってるかな?

『自然動物館』はとにかく広い。

大型のトカゲやヘビ、カメ、サンショウウオなど、写真に収めきれないほど数多くの生き物が飼育されており、ひとつひとつ見ていくとかなりの時間を要する。

この時も疲れ果てながら、大満足で1日を終えた。

 

 

♡おまけ♡

動物園といえば、ランチは手作りのお弁当!それももちろん素敵だが、最近の東山動植物園はフードコートやレストランも充実している。

昔はちょっとした屋台しかなかったが、今はたくさんのラインナップの中から好きなご飯を選ぶ楽しさがある。来園者にはぜひそこも含めて動物園を満喫してほしい。

この日の私たちが選んだのは、チーズネスバーガー。青空の下、動物のすぐそばで食べるご飯は非日常的でとても楽しかった。

サイドメニューのポテトはめちゃくちゃ多かった

 

 

♡おまけ2♡

園内を歩いていると、突然恐竜が出てくる。

この恐竜、じつは動物園の開園翌年である1938年(昭13)から存在しており、名古屋にとって歴史あるものなのだ。定期的な補修・補強を重ね、現在まで保たれている。

目がキマってる

古いものを守りながらアップデートを続ける、素敵な東山動植物園の写真まとめでした。

おわり。

 

【鴨川シーワールド】シャチが繰り出す豪快な水飛沫でずぶ濡れになった記録【2023.10】

10月某日、鴨川シーワールドへ遊びに行ってきた。

ちなみに今回は1泊2日の旅行で、1日目はマザー牧場に行っている。

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入場ゲートには大きなシャチのオブジェ

ここ鴨川シーワールドは、全国でも2ヵ所しかない “シャチが見られる水族館” だ。

(もう1ヵ所は私の地元・愛知の名古屋港水族館。名古屋の誇りである)

屋外のウミガメ展示

ゲートをくぐると向こうは海。人工の水槽と本物の海が同時に見られる、贅沢な立地だ。

ウミガメの水槽は、まるで海沿いの高級な温泉でみられるインフィニティ風呂のようだった。

 

鴨川シーワールドショー特化型のパーク。園内には4つものスタジアムがあり、毎時間どこかで何かしらのショーが行われている。

ショーのない僅かな空き時間には動物たちのフィーディングタイムが開催されるので、すべてを見るのはたいへん難しい。それほどに充実したスケジュールで営業しているのが鴨シーだ。

 

まずはイルカショーを鑑賞。

開始5分前になっていたので、スタジアムはほぼ満席。最上階の立ち見席になったが、それでも十分な臨場感があり、躍動するイルカの美しさを存分に楽しめた。

ジャンプ!ジャンプ!

客席に向かって手をふりふり

気が付いたこととして、ショーの間はトークが一切ない

ショー開始のアナウンス以降は、ただひたすら技を出しまくる。ジャンプ、回転、鳴き声、トレーナーさんとのコンビネーション技……時間いっぱいパフォーマンスを詰め込んで、あとは終了の挨拶のみ。

「イルカたちの名前を紹介します」とか、「イルカの特徴を説明します」とか、そんなトークはない。ストイックで潔い内容だった。

 

イルカショーが終わった直後、別のスタジアムでシャチのショーが始まる。

今までイルカショーを見ていた人たちが一斉に移動し始めた。しかしその頃には、シャチのスタジアムはとっくに満席。なにしろこれが鴨川シーワールド目玉コンテンツなので、特に早く席が埋まってしまう。

私たちはこの回を諦め、午後に席取りをガチることにした。

 

次に向かったのはアシカのスタジアム。

アシカのパフォーマンスが行われるスタジアムは、周りをいくつもの展示場で囲まれており、セイウチアザラシイルカが飼育されている。

(※先程のイルカスタジアムはあくまでショーのスペースであり、展示水槽ではない)

屋外で日なたぼっこするアザラシ

そしてこの展示場は地下まで続いており、地階では前述の動物たちが水槽内を泳ぐ姿を見ることができる。

サービス精神旺盛なジェンツーペンギン

地下展示室では、オウサマペンギンジェンツーペンギンが見られる。

ジェンツーとは “異教徒” という意味で、頭にターバンを巻いたような模様から名付けられたそう。

小柄でかわいいワモンアザラシ

アザラシ界最小のワモンアザラシと、最大のアゴヒゲアザラシ。2種が同じ水槽で過ごしており、体格差の比較が分かりやすい。

アゴヒゲアザラシはなぜかずっと逆立ち

この日のアゴヒゲアザラシは、頭を下に向けて逆さまになっている時間が多く、キクラゲみたいな後脚だけを水面に出していた。

ちょっと珍しい鳥、エトピリカ

エトピリカが見られるのは、JAZAに登録されている国内の水族館の中では鴨シーを含めて4ヵ所のみだ。

アイヌ語“美しいくちばし” という意味で、その名のとおりオレンジ色の鮮やかなくちばしを持つ。

大きなくちばしがユニークでチャーミング

展示室は北アメリカ・アラスカ沿岸をイメージした造りで、水中を覗くとエトピリカの泳ぐ脚の動きが見られる。

公式サイトの写真だと、おじいちゃんの眉毛みたいな顔の飾り羽が特徴的だが、これは夏の状態。今回見たエトピリカは冬羽になっており、眉毛はなかった。

 

ちなみに、昨年7月に撮った写真はこちら。

夏羽ばーじょん、眉毛がある

続いてはカマイルカ

生後2ヵ月の赤ちゃんイルカが!

今年8月に生まれた男の子・ラインくんが元気に泳いでいた。

泳ぎ上手なラインくん、とてもかわいい

一緒に泳いでいるのが母のローラだろうか。元気に育ってほしい。

 

別の水槽には、ラインくんファミリー以外のカマイルカも泳いでいた。

縦横無尽

のんびり泳ぐもの、スピードを出して動くもの、観察していると個性豊かだ。いつまでも見飽きない。この水槽だけで3時間くらい居られそう。

ゴマフアザラシと、カリフォルニアアシカ

混同しがちなアザラシとアシカを一度に比較して見られる水槽もあった。一緒に泳ぐ姿は意外とレアなのかもしれない。

 

そうこうしているうちにアシカショーの時間。

アシカはイルカに比べて体が小さく、派手なジャンプもできない。そして表情が面白いので、総じてコミカル系の内容になりがち。

鴨シーのショーは “スマイル一家のハッピーホリデー” と題して、家族のキャラ付けをされた4頭のアシカが休日を楽しく過ごすストーリーだ。

ムカデ人間もといムカデアシカ

アシカたちの披露する技は、技というより一発芸に近い。でもとてもかわいくて癒される。

人の指示を理解できる賢さと、運動神経・バランス感覚の良さ、アシカのポテンシャルが存分に発揮されたステージだった。

 

アシカショーの後、セイウチのフィーディングタイムが始まった。

いかつい牙が生えているけど、表情は案外優しい

正直、めちゃくちゃ驚いた。なんとセイウチも当たり前のように技を披露できるのだ。

手を振ったり……

口を開けたり……

お兄さんの合図で口に含んだ水をぴゅっと出す、水鉄砲の技

セイウチの知能の高さや器用さに驚いたのはもちろん、この巨体相手に技を仕込もうとする、その発想自体にも驚いた。パフォーマンスに貪欲すぎるぞ、鴨シー。

 

次のベルーガのパフォーマンスまで少し時間があったので、展示施設の『トロピカルアイランド』『エコアクアロームを見て回ることに。

残念ながら、この日の『トロピカルアイランド』は工事中で、大水槽とクマノミの水槽、その他一部の展示以外は立ち入り禁止になっていた。

とてもとても残念。でも、大水槽が見られて良かった。

いつまでも見ていられそうな大水槽

大水槽の向かい側にあるのは、クマノミを中心とした展示。定番のカクレクマノミだけでなく、数種類のクマノミが飼育されている。

鴨シーはショースタジアムの数が多い代わりに、魚の水槽は決して多くない。が、限られた中で見せたいポイントが厳選されている。クマノミ系に特化させたこの展示にも、そんなこだわりを感じた。

奥のモニターはCG映像

模様が特徴的なトウアカクマノミ

美しいイソギンチャクやサンゴも見どころ

『エコアクアロームでは、房総の川・海に棲む生き物が紹介されていた。このご当地感が、水族館巡りの楽しいところ。地元の自然の豊かさを広め守ることも、各水族館の大きな役割のひとつだ。

自然の再現度がすごい

展示場内の説明として、公式サイトには、

「水の一生」をテーマとして、川の源流から海へと続く水の流れや波の動きを再現し、それぞれの場所に生活する生きものたちを自然な姿で展示しています。

上記のように説明されている。

 

水槽内だけでなく展示室内全体が本物の自然のように作り込まれており、まるで森の中で生き物を観察しているかのような気分になれる。

アオリイカだいすきだいすき、かわいすぎる

もちろんタコもかわいい

エコアクアロームの雰囲気から一転、『クラゲライフ』のエリアはまるで宇宙船のように人工的かつ幻想的な雰囲気。

いいかんじの雰囲気

クラゲを引き立てるように、室内は薄暗く、水槽内が効果的にライトアップされている。

今回は9月に採集されたばかりというタコクラゲの展示が公式から推されていたので、見ることができてよかった。

タコクラゲ、クラゲの中で一番かわいいもんね

あと、クラゲライフの向かいの水槽にマンボウがいる。

でかい

続いてベルーガの水槽。

今回見た5頭のベルーガのうち、2頭が子どものベルーガだった。子どもの体は灰色で、大人になるにつれて白く変わるのだそう。たしかに少しグレーがかった体色だった。

ベルーガでいっぱいの水槽

まもなくベルーガのパフォーマンスが始まった。他のショーと違い、ベルーガは水中の様子を鑑賞する。

水槽前にいる進行役のお姉さんのマイクはバックヤードと繋がっており、トレーナーさんが水槽の上から指示を出しているようだった。

ベルーガは全身を見せるようにくるくる回転しながらガラスの前を泳いだり、合図に合わせて首を振ったりしてみせる。また、お姉さんの言葉の響きを聞き分けるだけでなく、真似して鳴き声を出すという能力も見せてくれた。

天使すぎる(泣)(泣)(泣)

じつは名古屋港水族館でも昔ベルーガの訓練の様子を見たことがあるが、あくまで「公開トレーニング」の内容だった。

鴨シーは既にひとつのショーとして完成させている。すごいことだ……。

 

ちなみに、名古屋港ではシャチのショーもあるが、こちらもトレーニング止まり。

だから鴨シーのシャチショーは、あまりにもすごすぎて初見の時には頭を殴られたような感覚だった。

たいへんキュートに見える海のギャングさん

ここまでシャチの能力を生かし、技をいくつも覚えさせ、信頼関係の上にコミュニケーションを取り、観客をずぶ濡れにさせるなんて。

鴨シーのシャチパフォーマンスは唯一無二だ。シャチの美しいツヤツヤの巨体から繰り出される、もはや波レベルのものすごい水飛沫をじゃぶじゃぶ浴びる経験は、絶対にここでしかできない。

 

ショー開始直後、あまりの水量に観客席は早くも悲鳴とどよめきに包まれた。

イルカのような軽やかさとは違う、ダイナミックで豪快な動きは見ごたえ抜群。そしてジャンプするたびにこれでもかと水飛沫が上がる。シャチのかわいさと、大量の水をかけられることへの恐れが共存する、癒しと恐怖のパフォーマンスだ。

 

ショーの写真、そんなものはない。私のカメラは防水仕様ではないので、あんな量の海水をかけられたら一発で終わる。

が、ショーが終わるとしばらく公開トレーニング状態になるので、ここで数枚写真に収めることができた。

シャチとサーフィン、夢みたいな光景

シャチもすごいけどトレーナーさんの身体能力もすごすぎる。そして、シャチたちをここまで育て上げた手腕がマジですごい。

 

ちなみに、私たちは旅館の朝食を食べ過ぎたこともあって、昼食をまともに食べられなかった。シャチショーの待ち時間に売店チュロスとポテトを買い込み、ショーの後でアイスを食べて終了。

鴨シーには素敵なレストランやフードコートもあるので、そっちも利用したかった……が、タイムスケジュール管理に忙しすぎて、そんな余裕はなかった。昼食時間の確保を次回までの課題としたい。

 

とにかく最初から最後までめいっぱい楽しんで、大満足の1日だった。

(シャチのびしょ濡れプログラム、真冬でもやるのだろうか……?)

 

おわり。

 

【マザー牧場】関東最大級の観光牧場で羊と牛に癒された記録【2023.10】

2023年10月某日、千葉のマザー牧場に遊びに行ってきた。

牧場だ~!

君津駅からレンタカーで約45分、牧場に到着したのは12時20分頃。

牧場まではカーブの多い山道を上っていく。途中、道幅が少し狭くなったが、無事に辿り着いた。

 

まずは昼食にしようと、『山の上エリア』のレストランへ向かった。

有名な観光牧場なだけあって、マザー牧場の敷地はかなり広い。そして、山を切り開いたような地形で高低差があるのが特徴だ。

『山の上エリア』はその名のとおり、下の『まきばエリア』から長い坂道を上った先にある。(もし、坂を歩いたりせずすぐにレストランを利用したい場合は、『まきばゲート』ではなく『山の上ゲート』から入場することをおすすめする)

坂の途中から見る景色は雄大で、季節の花畑やグランピング施設がよく見える。

秋のコキアは見頃を終えて、刈り取りが始まっていた

ピンク色の花は『桃色吐息』という品種のペチュニアで、見頃は7~9月と紹介されているが、まだきれいに咲いている様子だった。

昼食は『カフェ&ジンギスカン FARM DINER』で、カフェメニューのハンバーグをいただいた。牧場の牛を見ながら食べるお肉……食のありがたみをいつも以上に感じた。

 

昼食を食べ終わると、すぐそばの屋内施設『アグロドーム』『シープショー』が始まっていた。開始直後に滑り込むようにして鑑賞。

羊と牧羊犬が登場するシープショー

二の腕がめちゃくちゃデカい外国人男性(50代)が、テンプレみたいなコテコテのカタコトで、様々な種類の羊を紹介していく。一言に羊といっても、こうして比べてみると毛並みや顔つき、角の形など違いが見られて面白い。

羊たちが出揃った後は、ステージの真ん中で毛刈りショーが始まった。1匹の羊が仰向けに転がされ、あっという間に丸刈りにされていく。先程までお笑いタレントみたいなテンションの外人おじさんだったが、毛刈りの手つきはさすがプロである。きれいに刈られた羊は、疲れたのか明らかにヨロヨロしながら退場していった。

 

さて、ショーは終了……と思いきや、この後なんとお客さんもステージに上がって羊に触れるボーナスタイムが始まる。

一斉にステージに集まるお客さん

まったく動じない羊

冷静な牧羊犬は、何人もの人に同時に撫でられてもお座り姿勢を崩さない

ちなみにこの間、外人おじさんは普通に観客席側のベンチに座って休憩していた。この状態のおじさんに声をかけると写真撮影に応じてくれる。

 

ショーの後は、一番奥の『ひつじの牧場』で餌やりを楽しんだ。

手から直接食べてくれる、かわいい羊との触れ合いタイム。

全力で餌をねだる、かわいい羊

黒い羊もいるよ

羊小屋でくつろぐ羊たち

出産シーズンは春なので、子羊が見たいならシーズンを狙っていく必要がある。ぜひとも見たい。

羊の牧場の頭上をジップラインが通過していく

この後、アグロドーム横の芝生スペースで『アヒルの大行進』が始まった。

柵の中でお客さんが円形になり、お客さんの足元をアヒルが歩いて通過するイベントで、アヒルをかなり至近距離から見ることができる。

 

スタッフさんがお客さんを誘導しながら、

「アヒルたちは皆さんの足元を行進するので、靴を踏んだりします。踏まれたい方は足を一歩前に出して待っていてくださいね~。踏まれたくない方はがんばって避けてください~」

……と、ゆるい説明をしてくれた。

スタッフのお兄さんと一緒に行進

事前説明のとおり、群れを先導するスタッフさんはわざとお客さんの足元に餌をまいていき、アヒルはお客さんもとい餌めがけて突撃していく。

ヒルの中でも小型の種類なのだそう、たしかに小さい

この距離感……どきどき

私は今回、内側ではなく2列目に案内されたが、スタッフさんは2列目にも届くように餌を投げてくれるので、すぐ足元を歩くアヒルを見ることができた。

また、スタッフさんに指名されれば、ベルを鳴らしてアヒルを呼び寄せる体験もできる。この回は元気な子どもたちと、両手を挙げて全力でアピールした素敵な女性が指名されていた。

なんともかわいらしい光景

ヒルの後は、再度アグロドームで『牧羊犬とまきばの仲間たち』のショーを鑑賞した。牧場にいる様々な動物たちの特徴や特技を見せてくれる、牧場の看板メニュー的な内容のショーだ。

賢くてかわいいポニーの大技披露

生後2か月、最年少の甘えんぼ牛

ラマは背中に人間が乗っても余裕の表情

キャストさんたちのトークに合わせて、マザー牧場を代表する動物たちが一堂に集まる、見ごたえ抜群のショーだった。

 

ひととおりショーを見終わったら、山を下って『まきばエリア』へ。『ふれあい広場』に入ってみた。

ごろごろカピバラ

白黒模様がキュートなヤギ

広場内には放し飼いになっている動物もいて、運が良ければ間近で見ることができる。ただし、無理やり触ろうとしたり追いかけ回したりは絶対禁止。動物を怖がらせず、安全な距離感での触れ合いが基本だ。

とはいえ、テンション上がった子どもたちにそこまでの抑止はなかなか効かず、鬼ごっこの感覚で動物を追いかけて走る子どもも多くいる。そしてすかさずスタッフさんから強めの注意を受ける。動物の安全のためだから当たり前だよね、と思う反面、だったら放し飼いにせず柵の外から見るだけの造りにすれば良かったのでは、とも思う。

 

 

最後は、『乳牛の手しぼり体験』に参加。

大きな瞳がかわいいセリアちゃん

ジャージー牛のセリアちゃん、アイドルのようなきゅるきゅるの目に吸い込まれそう。牛のお乳は柔らかくて温かくて、不思議な感触。生の牛乳は独特の匂いがした。

牛のお乳は恵みの象徴

牛舎はすごい匂い、むせそう

お昼から夕方までたっぷり楽しんだマザー牧場。関東最大級の観光牧場だけあって、ショーやイベントが盛り沢山の一日だった。

ドッグランがあるので犬を連れたお客さんも多かったのが印象的。

ほどよく都心から近くて、自然を感じながら人工的な快適さもあり、大人も子どももペットも楽しめる、みんなにちょうどいい施設だった。

 

♡おまけ♡

この後は千倉温泉の宿で一泊。めちゃくちゃ豪華な炉端焼き体験で、食べきれないほどの食事をいただいた。

伊勢エビだ~

こんなに食べきれない~(食べきりました)

翌朝は、貸し切り温泉でゆっくり温まった後、これまた豪華な朝食。

旅館の朝食、幸せを噛みしめる

そしてチェックアウト。レンタカーで移動し、今回の旅のもうひとつの目的地、鴨川シーワールドへ。こちらも後日まとめます。おわり。

 

【東山動植物園】新エリア『アジアの熱帯雨林エリア』と、公開間近の『新ジャガー舎』の記録【2023.9】

2023年9月某日、東山動植物園に遊びに行ってきた。

正確には、東山動植物園の動物園ゾーンにだけ。敷地が広大すぎて、植物園まで回るには時間も体力も一日では足りない。

動植物園のシンボル、東山スカイタワー

久しぶりの東山。何を隠そう、私は愛知県出身だ。東山動植物園には子どもの頃から何度も遊びに来ている。

東山古参オタクとして語らせてもらうと、東山動植物園は常にバージョンアップを重ねていて、来るたびに新しくなっている。今はきれいなフードコートやカフェがあり、自然を感じながら動物を学べる展示施設があり、そしてめちゃくちゃ清潔で使いやすいトイレがある。すべて昔は無かったものだ。

体感的には、2013年にマスコットキャラクターのズーボくんが登場した辺りから大幅に雰囲気が変わった。進化を続ける東山動植物園を、地元民として私は一生推している。

1987年(昭62)に設置されたモノレール、趣深い

今回遊びに来た一番の目的は、今年7月14日にオープンした新エリア『アジアの熱帯雨林エリア』をチェックすること。

さらに10月24日(火)に公開予定の、こちらも新エリア南アメリカエリア 新ジャガー舎』のオープン前の様子も少し見られたら、と期待していた。工事中の風景というのも、期間限定感があって良いものである。

そして、2021年6月から一般公開されているレッサーパンダの展示場もまだ見たことがなかったので、こちらも楽しみにしていた。

私が一番好きな動物、キリン

平日の動物園は小中学生の子たちが遠足に来ていて、たいへんな賑わい。

アミメキリンの展示場は小高い場所にあり、振り返ると目当ての新エリア『アジアの熱帯雨林エリア』が見えてきた。

フードコートの向こうに、オランウータンのアスレチックが見える

近づくとアスレチックはかなり大きい

新エリア付近は遊歩道もきれいに整備され、野生動物たちの生息する自然をイメージした植樹がされている。

展示場内だけではなく、そのエリアすべてをデザインして野生の姿を想像させる、こういう演出が私は大好き。

屋内展示場は図解がたくさん

エリア内は広い展示スペースと、たくさんの解説資料が用意されていた。たぶん、今後の運用も見越して大きく造ったのだろう。それに動物からすれば、スペースはいくらあっても広すぎるということはない。

ガラス越しの人間に賢者のまなざしを向けるスマトラオランウータン

スマトラトラのファンサ

広い展示場は緑いっぱい

トラが頭上を通るかもしれないワクワク通路

エリアのもうひとりの仲間コサンケイは、青色の羽が美しい鳥だが、なかなか見つけられない。

……と思っていたら、私よりずっと立派なカメラを携えた年配の男性が、「今は奥の建物内にいて、時々顔を出しますよ」と教えてくれた。間もなく、ひょこっと顔を覗かせるコサンケイを発見。写真はうまく撮れなかったので割愛する。

 

隣のゾウエリアにあるのは、スリランカをイメージした展示施設『ゾージアム』

でっかい模型がインパクト大

こちらでは2022年6月26日に誕生したアジアゾウうららちゃんを見ることができた。

どんな生き物も子どもはかわいい

好奇心旺盛そうなうららちゃんを、大人のゾウが時々追いかけて様子を見ていた。お母さんかな?

子どもを気にかける優しいゾウ

リニューアル後のゾウエリアは屋外の雰囲気がとても良い

正門から近いエリアということもあって、遊歩道はきれいに整備されている。このあたりが園内で今一番の見どころだろう。

もちろん、イケメンゴリラのシャバーニで有名なゴリラエリアも絶対に見るべきだが、ここは少しエリアが離れているので後述する。

 

ゾージアムに隣接しているコツメカワウソの展示場は、ちょうど掃除と餌やりの時間だった。

餌の小魚を、飼育員さんがガラスのキワに置いていく。コツメカワウソが小魚を手づかみして食べる様子が、ガラスを隔てた目の前で観察できる。

ガラスの目の前、最高ポジションのお客さんのバズーカカメラが火を吹く!

ベストショット間違いなし

あの距離感で、あのいかついレンズで撮る写真はとんでもない臨場感だろうな……と考えているうちに、かわいいもぐもぐサービスタイムはあっという間に終わった。

おいしー!

正門付近にはもうひとつ好きな展示がある。インドサイだ。滝修行のようにシャワーに打たれ続けるサイを見ることができる。

滝修行中

前回来たのはいつだったか、その時もシャワーに直で当たっていたが、この日もそうだった。

一緒にいた父が「角、切られちゃったのかな?」と言ったら、隣にいた子連れの女性が「自分で擦りつけたりしてああなったらしいですよ」と親切に教えてくれた。

コサンケイの時といい、今回は一般のお客さんがよく解説してくださる。私よりも今の東山に詳しい人たちだ……負けてられない!

擦り減ってツルツルの角

レッサーパンダの展示場は、意外と奥まった場所に設置されていた。東山の最奥地、ライオン舎の隣だ。

ライオンの展示場には橋がかかっている

ライオンといえばサバンナの王、動物園の人気者のはずなのに、導線が良くないせいか、ここでは端に追いやられている感が昔からあった。が、このエリアにレッサーパンダ舎を新設することで、この疎外感が解消できるかもしれない。

開発中の風景

さらに、付近はがっつり工事中で、ここにユキヒョウマヌルネコ舎』が新たに建設される予定になっている。エリアの盛り上がりに期待。

レッサーパンダ舎の屋外エリア

屋内は木のぬくもりが感じられる明るい雰囲気

レッサーパンダの展示場は、外と中を自由に行き来できる造りになっている。

一匹は元気に動いており、もう一匹は毛繕いをしていた。

かわいいナンバーワン

ちなみに、反対側にも外に出られる通路がある。運が良ければ下からレッサーパンダが観察できるかもしれない。

ここを通る姿を見てみたい

隣のライオンエリアでは、オスライオンのサンが寝転んでいた。

こう見えておじいちゃんである

2001年に旭山動物園(北海道)で生まれ、2005年に東山動物園へやって来たサンは、去年7月にめでたく21歳を迎えたご長寿ライオンだ。

ただ、年には勝てないようで、足腰の弱りと腰椎変形がみられ、歩くことは少なくなったそう。

優しい顔のサン、健やかでいてほしい。

 

そして、ここで悲しい事実を知った。

サンの息子のソラが、今年7月に死亡していた。2012年に東山で生まれ、11歳の誕生日を迎えたばかりのタイミングだった。

まさかソラの方が早くに亡くなるとは。とても寂しい。当時の飼育員のブログからも、突然の死亡に驚きと悲しみを隠せない様子が伝わった。もう少し早く会いに来れば……などと考えてしまう。

直近では9月13日にコアラココが死亡しており、こちらもたくさんの献花が寄せられていた。

 

他に気になった展示としては、ユキヒョウの足場拡張。

後付けで足場が立ち上げられている

『ぴょんぴょんユキヒョウというかわいい名前がついているが、その下には『おしっこにちゅうい!!』という恐ろしい注意書きがある。

ユキヒョウのためのアスレチック的なものだが、前述のとおり、ユキヒョウ舎は別エリアで新しく工事中だ。この足場も、今後新しいエリアに設置し直すのだろうか。

 

そして、ペンギンの展示場。

観察スペース前には立派な扉

前回来た時、こんな扉あったかな。あったような、初めて見るような。

ミストを全身で受けるキタイワトビペンギンフンボルトペンギン

この日は天気が良く暑かったので、ペンギンもちょっとバテ気味に見える。

 

本園をひととおり巡った後は、階段を上って北園へ。

北園にはシャバーニでおなじみのニシローランドゴリラの展示場と、オープン予定のジャガーがある。

まずはゴリラに会いに

ゴリラのエリアは特に整備が進んでおり、遊歩道としても作り込まれている。

広く立派な展示場は見応え抜群

東山に来たのなら、シャバーニを一目見てみたいと誰もが思うだろう。しかし、ゴリラの群れの中、どれがシャバーニなのか素人に見分けがつくのかな?……と思う方がいるかもしれない。

が、これは見れば分かる。明らかに他のゴリラとは大きさも貫禄も違う。顔つきとか、シルバーバック(成熟したオスの背中にみられる銀色の体毛)とか、そんな部分的な着目をしなくても、見た瞬間に「あっ、これが絶対リーダーのオスだ」とはっきり分かるのだ。だから見つけるのは簡単。

ただし、写真を撮るのは難しい。人気者のシャバーニの前にはいつも人だかりができていて、なかなか近づけない。

人の隙間からちらっと見えたシャバーニ、カメラ慣れしている

気になっていたジャガーは、南アメリカエリア』という名前のとおり、南米をイメージしたエリアになっているようだ。

遊歩道の一部には多肉植物が植えられている

本体の新ジャガー舎については、なんというか……もうちょっと景観に溶け込むような見た目にならなかったものか。

古代遺跡っぽいマークは嫌いじゃないけども

具体的に言うとこのファミレス的な配色……ジョ●フルのようなコ●スのような、もしくはたまに見かけるすごい黄色のサイ●リヤみたいな、主張の強い壁の色が気になる。いや、あえて警戒色で目立つようにしているのかもしれない。

エリアのシンボル的なジャガーのオブジェは好き。

新エリアへの気合いが感じられるオブジェ

このカラーコーンが外され、正式にお披露目されるのは今月24日(火)。

公式サイトによると、水中での狩りを観察できる温水プールや、立体的に造られた運動場など、ジャガーの特性を学べる設備が揃っているらしい。とても楽しみ。

 

最後は本園へ戻り、コアラ舎を通ってきた。

このマイペースな佇まい、あまりにもコアラすぎる

以上、東山動植物園の思い出でした。

 

♡おまけ♡

『アジアの熱帯雨林エリア』を歩いている時、急に父が振り返って「なにか首の辺りについてない?」と聞いてきた。見てみたがなにもない。そう伝えても父はしばらく首を触って気にしている様子だった。

しばらくして……

ん?

父の首元から、なにか出てきた。

「なにもついてない、とか言ったの誰ですか」

 

えっ……

なんと、ナナフシ

こんなでかいやつが首元に引っ掛かってたの?いつから?この大きさで気づかないとかある?意味がわからなすぎてめちゃくちゃ面白かった。

虫好きな父じゃなかったら最悪大事件になってたから、くっついた先が父でよかったね、ナナフシくん。